

— 連発足のきっかけを教えてください。
志留波阿連藤巻様(以下藤):発足は昭和45年です。当時、高南通りからパルのあたりにあった、シルバー商店会の有志連です。
最初はシルバー連としてスタートしたんですが、国鉄がシルバーシートを導入したこともあって、「シルバー」という言葉にお年寄りのイメージがどんどん定着してしまったんですね。そこで読み方は変えず、「阿波の志を留めおく」という意味で現在の名前になりました。
—志留波阿連はココが違う!というポイントがあれば教えてください。
藤:ずーっと声を出し続けている連です。流し踊りでは色んなフォーメーションを採り入れるよりも、自分達が楽しみながら踊るということに主眼を置いてやっているので、そのためにいつでも声を出しています。
だから、うちが通ると、お客さんがみんなウキウキしているように感じますね。
ぼくらの声がエネルギーとなり、お客さんと一緒にノリノリになることができているんだと思います。
あと、徳島のみやび連と姉妹連ですが、あの踊りやリズムっていうのは、阿波の生活の中にあるんですね。
つまり徳島の生活の中だからこそ育まれた踊りなので、所詮ぼくらはその真似事でしかないんですよ。
でも、真似事なら真似事も超一流に真似られればいいじゃん、という風に考えているところはありますね。

— 一年を通して、どのように活動をされていますか?
藤:年間通じて、基本週1回の練習です。場所がとれれば土日に合わせたりもします。場所も、ここ座・高円寺や、セシオン杉並、小学校などですね。
— 連員のみなさんについて教えてください。
藤:メンバーは現在90名です。比較的女性の方が多く、6割強ですね。年齢層はほんとにばらばら。結婚してそのまま子どもを連れて参加し続けてる連員も多いんですよね。なので小さい子供達も多いです。将来の宝ですよ!
募集は常に行ってます。サイト上だったり、人の紹介だったり、自分の仲間を連れてきたりですね。
— 志留波阿連にとって高円寺阿波おどり大会とは、どんな大会ですか?

藤:「高円寺の踊りの次の日が正月」っていう感じです。そこに一年間の全部を合わせていく。そういう意味では、紅白歌合戦なのかもしれませんね。
— 今後の目標はありますか?
藤:これからもお客さんをウキウキさせる連でい続けたいなと思います。
年齢層にしても、絞っちゃえばやりやすいのは確かなんですが、やっぱりお祭りごとは誰でも参加っていうのがありきなので、これまで通り幅をもってやっていきたいですね。
— 最後にメッセージをお願いします。
藤:高円寺阿波おどりは、みんなで楽しむお祭りです。見る方も踊る方も、お互いにモラルをもって楽しんでほしいですね。
— ありがとうございました。

志留波阿連公式サイト
http://www.sirubaa.jp/
子供は将来の宝、という藤巻さん。小さなお子様たちが、一生懸命に練習をしている様子を見て、確かに宝かもしれない、と思いました。志留波阿連さんは、実はスタジオジブリの「千と千尋の神隠し」にも出演しているそうです。カオナシが金をばらまくシーンの背景の効果音だそう。確かめてみては。志留波阿連の皆さん、ありがとうございました。(2009.6.16・座・高円寺 阿波おどりホール)